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[ライブレポ] REM

2008-09-14 Sun 17:21:43

8月30日Twickenham Stadium でREM見て来ました。

このスタジアムは、ラグビー競技場で、めっちゃ広く、去年The Police (ザ・ポリス)のリユニオン・コンサートが行われたところ。
今回は前座にThe Guillemots (ザ・ギルモッツ)とEditors (エディターズ)と豪華なメンバーをしたがえた、マッシブ・コンサートである。

REMと言えば、私の音楽鑑賞歴の中で語らずにはいられない重要バンド。
約20年ほど前、音楽的に最も好きなバンドだった。
特に'88リリースの彼らのアルバム「Green (グリーン)」は、今だにすべての音楽の中で1番好きな作品。20年経った今でも、どのアーティストの作品も超える事ができない。

昔は、アメリカのバンドとは思えない、陰気で、とてもアートな感じのバンドというイメージがあった。
彼らの前期は、インディーバンド的な感じで、アメリカのカレッジチャートで1位という、密かに若者に人気があり、オタク感がすごくあった。
ところが序々に一般にも人気が出て来て、今や世界を代表するビッグ・バンドになってしまった。
人気が上がるにしたがって、私の彼らへ対する気持ちも下がっていき、特に'94の「Monster (モンスター)」以降の作品がどうも気に入らなく、それ以後ファンでは無くなっていた。
そう、私の中ではREMは過去のバンドで、ライブどころかアルバムを買うのさえ辞めていたのである。

ところが、今年発売した彼らの14枚目のアルバム「Accelerate (アクセラレイト)」の1枚目のシングル「Supernatural Superserious」が結構よく、で、多分その次のシングル「Hollow Man」を聞いた時、「あっ!、昔のREMが戻って来たぁ〜」と、久々に感動させられ、このニューアルバムを買いに行ったのである。

と、ま〜前置きはともかく、肝心のライブ・レビューに移りましょう。

会場には丁度ギルモッツが始まった時に着いた。すかさずアリーナへ。
ギルモッツは7月に別のフェスで見た事があったので、別に見なくてよかったけど、全部見ちゃった。
う〜ん、まあまあですな。約30分のショウでした。

次は以前から大好きなエディターズ。今回で彼らを見るのは4回目。
私のちょ〜大好きな曲「Bullets」の演奏をビデオ撮影しようと、ビデオカメラを持っていたら、セキュリティーのいかついオヤジがやって来て、「ビデオカメラの持ち込みは禁止だ、今すぐ手荷物預かり所に持って行け!俺がそこまで連れて行く!」と、言われた。
みんなデジカメや携帯でビデオ撮影してるのに、ビデオカメラは駄目らしい。
「わかった、撮らないよ。鞄にしまいます。」と言っても、「撮ろうが撮らまいが関係ない。持ち込みがだめなんだ!ほらっ、来い!」と頑固なオヤジ!いやだいやだとダダをこねても全く見逃してくれない。
「じゃ、スタジアムから強制退去させる!」とまで言われ、渋々彼に付いて荷物預かり所へ!
途中撒いてやろうかと思ったが、無線で応援の人を呼び私の両脇をがっちりガード!わたしゃ犯罪者かいな?
という事で、エディターズの曲を3曲ほど見逃してしまった。
前座なので盛り上がりにはかけたが、やっぱよかった。
いつもはボーカルの人は、興奮してピアノの上に登るのだが、今回は登らず大人しかった・・・

はい、でとうとうREMの登場!
まず感動したのが、スタジアム級のライブではあたり前のステージ横のスクリーン。なんかちゃっち〜な〜と思っていたら、縦長前面に映像が映し出され(前座の時は普通の4×6だったので小さかった)、ステージ後方のLEDと、縦長の透けるスクリーン5つとリンクしてて、とても綺麗。
最初は最新アルバム「アクセラレイト」のジャケットの絵が映し出され、メンバー自身の映像も白黒にマッチさせて映している。素晴らし〜
曲ごとに映像は変化し、さすが昔からミュージック・ビデオにも力を入れていたREMのなせる技だな〜と関心した。

ボーカルのMichael Stipe (マイケル・スタイプ)は、ライブでよく、目の周りを青くペイントするんだけど、今回はペイントいっさいなしで、普通の格好で出て来た。

1曲目は新譜から「Living Well Is The Best Revenge」
新譜からは計6曲。初期の作品はあまり演らなかったけど、まんべんなく古いのも演ってくれた。

「Ignoreland」の演奏前、マイケル・スタイプは「俺等はブッシュが嫌いだ!」とブッシュ政権を批判、オバマに期待してる事を延べ、その時スクリーンにオバマの顔が映し出された。
観衆は「イェ〜イ」と絶賛していた。
彼らが本国アメリカよりイギリスでの方が人気があるのはその為か?

「Electrolite」の時は、マイケルは観衆に携帯のライトを付ける事を頼み、みんなそれをペンライトのように振っていた。実に綺麗だった。マイケルも感動したようで、曲のあと大喜びで感謝していた。

私的に一番感動したのは「Orange Crush」。
これは「Green」に収録されてる曲で、ベトナム戦争を批判した歌で、私の1番好きな曲。
この曲、拡声器を使って歌うのだよ!かっこいい。嬉しくってうるうるしてしまった。
このアルバムからはこの曲だけしかプレイしてくれなかった。
人様が撮った映像だけど載せときます。

「Orange Crush」

「Hollow Man」も「Fall On Me」も、めっちゃよかった。

「The One I Love」では会場大合唱。

「Imitation Of Life」が終わってからアンコールに突入。
みんなが彼らの登場を待ってる間、スクリーンに「MORE REM」という紙でできた文字が誰かの手によって映し出された。そうだもっとREMだ!

アンコールは計6曲。
やっぱり「Losing My Religion」では大合唱。私もこの曲歌える〜。

タイトルが暗いのにやたらと明るい歌「It's The End Of The World As We Know It (And I Feel Fine)」でもノリノリ〜。

そして最後は「Man On The Moon」。まさかこの曲を最後に持ってくるとは驚いた。この曲は同タイトル映画のサントラにも使われている。最後にふさわしい曲とは想像がつかなかったが、すばらしい最後だったぁ〜。

たっぷり2時間。とても充実した内容で、全く飽きがなく、素晴らしいライブだった。
ベストライブの1つに数えられるぞ!さすがベテランだわ。

暗い曲が多いからライブ向きではないと思い、1度も彼らを見た事がなかったんだが、大後悔・・・
グリーンツアーの時見に行っとけばよかった・・・

セットリスト
'Living Well Is The Best Revenge'
'These Days'
'The Wake-Up Bomb'
'What's The Frequency, Kenneth?'
'Drive'
'Man-Sized Wreath'
'Disturbance At The Heron House'
'Ignoreland'
'Walk Unafraid'
'Hollow Man'
'Fall On Me'
'Electrolite'
'The Great Beyond'
'I'm Gonna DJ'
'Exhuming McCarthy'
'The One I Love'
'I've Been High'
'Let Me In'
'Horse To Water'
'Bad Day'
'Orange Crush'
'Imitation Of Life'
アンコール
'Supernatural Superserious'
'Losing My Religion'
'Perfect Circle'
'Country Feedback'
'It's The End Of The World As We Know It (And I Feel Fine)'
'Man On The Moon'

おまけ
コンサート前日REMの写真集の発売を記念して、マイケル・スタイプとカメラマンのサイン会があった。
40分前に行ったけど、あまりに人が並んでたので、サインは諦めて、写真だけ撮る事にした。







彼らが登場したところ



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